全国的にも誇れるのが、表浜海岸（片浜十三里）のアカウミガメの産卵地。絶滅のおそれのあるアカウミガメの産卵地は全国的にも数少ない。アカウミガメは自分の卵を砂浜に埋めるので、砂浜を車で走るなんてことをすると地元の人の大ブーイングを食らうこと間違いなし。例えそれで卵を踏みつぶさなかったとしても、砂浜に出来る車の「わだち」で子ガメが砂浜を通れなくなってしまったり、また深夜に砂浜を走れば産卵に来たいと思っている親ガメの上陸を妨害してしまうことにもなるのだ。
車以外にも、深夜の花火や人の話し声は、警戒心の強いアカウミガメの上陸の妨げになるので絶対やってはいけない。それから、砂浜にポイ捨てされたゴミをアカウミガメが誤って飲み込んでしまう場合もあるそうな。
毎年5月頃から10月頃までの産卵期、表浜海岸で上記のような問題行動をしないように、多くの人に徹底してもらいたいと地元の人たちは願っている。