奥三河の各地で冬頃に行われている花まつりが、唯一豊橋でも開催されているのがこの御幸神社。花まつりは毎年1月4日に行われる。もともと豊根村で花まつりを行っていた人々が、開拓のためこの地に入植し、故郷で行っていた花まつりを再び新天地で始めたもの。御幸神社境内には、この辺りを開拓した岩西開拓団の開拓祈念碑が建っている。
御幸神社自体は昭和24年に建てられ、祭りは昭和31年から続けられている。祭りの道具自体は、佐久間ダムに沈んだ地区から譲り受けたもの。
独特の「テーホヘ、テホヘ」と繰り返されるリズムにあわせ、1月4日は夜通し踊りが続けられ、御幸神社内は見物客で賑わう。