豊橋総合動植物公園内にある自然史博物館。博物館周辺には実物大の恐竜復元模型10体が置かれていて、子どもが恐竜によじ登って遊んでいる姿を見ることができる。この自然史博物館は、生物の進化と郷土の自然史をテーマに、自然について正しい知識を持ち、自然に親しみ、自然と生物の成り立ちについて理解を深めることを目的にしているのである。博物館内で一番目立つのは恐竜の化石の実物大模型なのだが、中に一つだけ本物の恐竜の化石が展示されている。博物館の中心に展示してあるアナトサウルスの全身骨格だ。約6700万年前の白亜紀の草食恐竜で、体長664cm。アメリカのサウスダコタ州で発掘されたもので、90%が実物骨格である。普通、このような実物骨格は大切に保管するために、博物館では展示することはしないのだが、ここの博物館では展示してある。骨格を展示をしようとすれば、大切な骨に穴をあけなければ展示のしようがなく普通はやらないところなのだが、この博物館がオープンするときにアメリカのある自然史博物館で既に穴の開けられていたこの骨格をもらってきた。それで今、珍しくもこの日本で、本物の全身骨格が展示されているのである。
アナトサウルスの全身骨格以外にも見所はたくさんあり、郷土の自然史展示室や、カラパゴス物語展示室、ビデオトークQ&Aなどがある。入り口左側にある特別企画展示室では、高さ13m、幅18mの巨大スクリーンでドキュメンタリー映画を上映している。
- 時間/9:00?16:30
- 休館日/月曜及び、12/29?1/1
- 料金/無料(総合動植物公園への入園が必要)(大型映像は観覧料必要)
- 駐車場/1850台無料
- アクセス/豊橋駅から豊鉄バスのんほいパーク行き20分のんほいパーク下車。またはJR二川駅から徒歩6分
- ウェブサイト/こちら
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