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葦毛湿原(いもうしつげん)

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東海の尾瀬

「東海の(ミニ)尾瀬」とも呼ばれる葦毛湿原は、昭和44年に石巻山多米自然公園に指定され、都市に近い湿原としては全国的にも稀な場所だ。(昭和62年に豊橋市の、平成4年に愛知県の天然記念物に指定。)市民が手軽に自然に接する場として、自然学習の場として貴重。ここの面積は32332平方m。植物の観察には木道を通ることになり、全長350mほどのこの木道から、珍しい植物・昆虫がたくさん見られる。一番のみごろは、東海地方だけにしか見られない9月のシラタマホシクサで、湿原一面に白い粒が広がっているようで圧巻である。氷河期の生き残りであると考えられており、シラタマホシクサが咲く時期が、一番この湿原が込み合う時期でもある。5月頃のミカワバイケイソウも、やはり東海地方だけにしか咲かない植物だ。他に主な植物としては、3月下旬にショウジョウバカマ、4月上中旬にハルリンドウ、6月上中旬にカキラン、7月上中旬にモウセンゴケ、8月上中旬にサギソウ、10月上中旬にウメバチソウなどがある。

葦毛湿原(と、豊橋自然歩道)は、今や全国に広まっている530運動発祥の地でもある。(ゴミをださない運動。)これを読んでいる皆さんも、葦毛湿原に行くときにはゴミを持ち帰るようにしましょう。

  • 時間/終日
  • 休館日/無休
  • 料金/無料
  • 駐車場/無料
  • アクセス/豊橋駅から豊鉄バス岩崎線岩崎下車徒歩10分
  • 勝手にオススメ度/

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