昭和58年に開設された豊橋市中央図書館。市立図書館としては、大正2年の花田町守下での開館、昭和13年の西八町移転、昭和42年向山町の豊橋市民文化会館内一施設での開館という歴史もある。
前出の羽田八幡宮の境内にかつて存在していた、国学者羽田野敬雄が中心となって作られたという羽田八幡宮文庫の蔵書の大半も納められている。また、豊橋市出身で洋書・用品の輸入販売商社相談役であった司忠氏からの寄贈により誕生した司文庫というものもあり、洋書、美術書など貴重な資料が収められている。
「中央」図書館と言うわりには駅からは若干離れているので、それに不満を言う人もいるが、現在、返却に関しては中央図書館以外に豊橋駅連絡通路「情報プラザ」などでも行うことが出来る。